フリースクールについて

生徒さんへ

もっと楽しく!もっと自分らしく!

失敗したって気にしない。
そこからやりたいこと、好きなことを見つければいい。

必死になって勉強するのは、それからでいい。


いろいろな理由で学校に行けなくなった人、行かなくなった人、辞めてしまった人。
人生の一番いい時を、もっと楽しく、もっと自分らしくいたいと思っていることでしょう。
さくらフリースクールはそんな皆さんをサポートしていきたいと思っています。

私たちはみんなを「教育」はしません。
大人になっても分からないことはたくさんあるし、悩むこともよくあります。
だから、私たちもみんなと一緒に成長していきたいと願っています。

私たちはみんなより長く生きてきた分だけ、知っていることがあります。
その経験や知識から、伝えられることがあると思っています。

でも、みんなから教わることもそれ以上にたくさんあるはずです。
だから「教育」ではなく「共育=共に育つ」、これがさくらフリースクールの想いです。

世の中は失敗することからしか学べないこと、覚えないことばかりです。
うまく出来ない、うまくいかないことを気にすることはありません。

だから今までも、そしてこれからもたくさん失敗を重ねて下さい。
それがみんなにとって、将来の大きな宝物になります。

失敗のない人生なんてつまらない。
失敗のない人間なんてもっとつまらない。



みんなで一緒に、笑いの絶えない「楽校」を作ろう!


保護者の方へ

子供たちと一緒に育つ「共育」

さくらフリースクールは学力不振、対人関係の悩み、集団生活への不適応など、いろいろな理由から不登校や退学を考えている子供たち、また既存の高校では目的を見い出せない子供たちのために、「みんなの居場所を作ろう。子供たちの近くに学校を持って行こう。」との思いからスタートしました。

今の世の中は学力偏重・経済優先となり、『勝ち組・負け組』という言葉が当たり前のように使われるようになりました。
人間の価値が学校や会社での成績、経済的な豊かさで決まってしまい、人間性や人間的な価値は二の次のようです。
また失敗に対してとても敏感で、執拗で、二度と回復できないかのようなイメージを植え付けています。
そのような社会にあって、このような子供たちはどんどん社会の隅に追いやられてしまい、また家族もそれをマイナスとして背負いこみ、悶々とした日々を送っているのではないでしょうか。

でも、人生に失敗や悩みはつきものであり、失敗体験は素晴らしいことだと思います。
失敗体験から人は多くを学び、人間的に成長していくのだと思うからです。
それは、失敗することで心の痛みを知っているからではないでしょうか。
今の社会でそれを経験出来たことは、実は素晴らしいことなのかもしれません。

だから、みんなと同じ流れの中にいないことを悔やまないでください。
そして、それを悪いことだとも思わないで下さい。

彼らには考える時間が必要です。
安心して通える場所が必要です。
信頼して話の出来る人間が必要なのです。



私たちはなんでも出来るとは思っていませんが、一般的な意味での教育関係者ではないからこそ、既存の概念の枠を超えて接することが出来るし、違った意味でのサポートが出来ると自負しています。

現代では、高校があたかも義務教育かのように、「高卒」であることが前提条件となってしまいました。
だから将来へのステップとして、高校卒業の資格だけは何としてでも取らせたい。
それだけでなく、世の中に出て人の役に立つ人間になってほしい。
そのために、いろいろなことで自信を持てるようなお手伝いをしたい。

そのような思いで、子供たちと一緒に育つ『共育』を理念として、私たちは活動しています。

どうか遠慮なくご相談下さい。 そして、一緒に育っていきましょう。